ぼくらはみんな生きている
12月の全校朝会が行われました。今回は3・4年生が体育館で参加しました。
この日の校長先生のお話は、「かけがえのない命」についてでした。
みなさんは、「手のひらを太陽に」の歌詞をご存じですか?
「ぼくらはみんな生きている 生きているから歌うんだ」
「ぼくらはみんな生きている 生きているから悲しいんだ」
「ぼくらはみんな生きている 生きているから笑うんだ」
「ぼくらはみんな生きている 生きているから愛するんだ」
「手のひらを太陽にすかしてみれば 真っ赤に流れるぼくの血潮」
これは「アンパンマン」の作者として有名な、やなせたかしさんが書いた歌詞です。やなせさんは、仕事でつらく苦しいときがあり、その時何気なく、近くにあった懐中電灯を冷たい自分の手のひらに当ててみたそうです。その時、血の色がびっくりするほど赤く透けて見えたことに心を動かされ、この歌詞を思いついたそうです。
つらいことも悲しいことも、うれしいこともそして人を愛することも、生きているからこそできること。運動会や音楽会、持久走大会の練習などでつらいことがあったとしても、それを乗り越えたからこそ喜びや達成感があり、みんなとも笑い合うことができました。
そんなかけがえのない、世界に一つしかない自分の命、そして友達の命を大切にしながらこれからも生活していきましょう。
【校長講和要約】
是非ご家庭でも、この機会に命の大切さについて話題にしてはいかがでしょうか。