先生からのメッセージ⑫(飯田先生)

みなさん、こんにちは!

規則正しい生活を心がけていますか?

 今日は、飯田先生から領家小学校の校庭の植物についてお話をしたいと思います。

みなさん、この花の名前分かりますか?

これは「パンジー」です。学校にたくさん植えられていますね。

お花屋さんに行くと「パンジー」にそっくりな「ビオラ」という花もよく売られています。花屋さんでは、花が大きいものがパンジーで小さいものがビオラとして売られているそうです。私は見たことがないのですが、中間の「パノラ」という花もあるそうです。名前は違いますが、実はみんな同じ植物だそうです。

 

次の花の名前分かりますか?

これは、みなさん分かりますよね?そうです。「たんぽぽ」です。

よく見かけるたんぽぽですが、実は外国から来た「セイヨウタンポポ」という種類です。日本にもともとある「カントウタンポポ」は、花の下にある「がく」という部分がまっすぐになっています。数がとても少なくなってしまっているそうなので、もし見つけたらラッキーですよ。

 

最後は、一度に3つです。分かるかな?

正解は・・・①カラスノエンドウ ②スギナ ③ドクダミ

「え!?ただの雑草じゃないの?」と思った人もいるかもしれませんが、それぞれきちんと名前があります。カラスノエンドウは、文字通りえんどう豆のような実ができます。スギナは、みんながよく知っているツクシです。このスギナが、仲間を増やすための胞子を飛ばすために生やす地下茎をツクシと呼ぶそうです。ドクダミは匂いもきつく「毒」と付きますが、昔から薬として使われていて「十薬(じゅうやく)」とも呼ばれるそうです。

参考:『みぬま自然学校 生きものハンドブック』(グラウンドワーク川口)

 

今回は、領家小の校庭にある植物についてお話しました。いつも、ただの雑草と思われている植物にもちゃんと名前や特徴があるんですね。もし興味をもった人がいたら、気分転換に外に出てみてください。そして、せっかくのこの機会に、色々調べてみてはいかがでしょう?